スクールの特徴

マンツーマン指導にこだわる理由

マンツーマン指導にこだわる理由

グループレッスンでは、一人ひとりに細かな指導をすることができないため、グループ全体に正しい走り方を伝えることしかできません。
また、グループレッスンの多くは、量をこなすトレーニングがメインとなります。

ランニングパフォーマンスは「最大酸素摂取量」「ランニングエコノミー」「乳酸閾値」の3つの要素を向上させる必要があります。

グループレッスンでは主に「最大酸素摂取量」を向上させることができます。また、ランナーのほとんどの方が長い距離を走ったり、速いペースで走ったりと追い込むことで走力を上げようと考えていますが、それはこの「最大酸素摂取量」を向上させる目的があります。

そのため、「最大酸素摂取量」を向上するための努力は既に皆さんはできているのです。今後も継続して向上させていく必要はありますが、残りの2つの要素を向上することができれば、ランニングパフォーマンスはもっと効率よく向上することができるのです。

「ランニングエコノミー」で実施することは「正しい走り方を身に付ける」ことです。

マンツーマン指導にこだわる理由

正しい走り方ができるとエネルギーをなるべく使わないで走ることができるようになります。
そして、カラダへの負担が少なくなるので、ケガや痛みに悩むことがなくなり、練習の質も高まります。その結果、ケガで休むことが無く、質の良い練習ができることがランニングパフォーマンスを上げることにも繋がります。

「乳酸閾値」とは、無酸素運動の割合が急激に高くなる強度の少し手前の強度で走り込む練習を繰り返すことで、有酸素運動でも速く走れるようにすることを目的とした練習になります。

全速力で走ってばかりいると長い距離を速く走るというトレーニングにならないということです。なので、少し強度を落としての走り込みを行います。遅く走っているのにランニングパフォーマンスが上がるの?と思われるかもしれませんが、実際にランニングパフォーマンスは上がるのです。

「ランニングエコノミー」は正しい走り方を身に付けることですが、走り方というのは一人ひとり異なります。
また、「乳酸閾値」は無酸素運動の割合が急に高くなる強度の少し手前の強度ということですが、そのペースも一人ひとり異なります。
一人ひとり異なることをグループで行うことは難しいですよね。だからこそ当スクールではマンツーマンにこだわって指導しております。

正しい走り方を伝えるのではなく改善の仕方を伝える

正しい走り方を伝えるのではなく改善の仕方を伝える

ランニングサークル、ランニングクラブ、陸上部などのグループレッスンでは、指導者やインストラクターが正しい走り方を教えてくれます。また、インターネットで調べれば正しい走り方について独学で学ぶ事もできます。しかし、ケガや痛みの悩みはなくならないのです。

なぜだと思いますか?
それは、正しい走り方にするための方法がわからないからです。

例えば、正しい走り方に変えるための基本である姿勢は、「頭」「肩」「腰」「ひざ」「くるぶし」を一直線にして立つ必要があります。

まずはこの正しい姿勢の作り方について伝えます。

正しい走り方を伝えるのではなく改善の仕方を伝える

しかし、この情報だけで正しい姿勢を作ることができない人も中にはいらっしゃいます。
その方に何度も『「頭」「肩」「腰」「ひざ」「くるぶし」を一直線にしてください。』と伝えても正しい姿勢を作ることはできません。

反り腰気味の方であれば、腹筋に力を入れる必要があるかもしれません。ひざが曲がってしまう方であれば大殿筋に力を入れる必要があるかもしれません。

「腹筋に力を入れてください。」「大殿筋に力を入れてください」と具体的な方法を伝えても、どのように力を入れたらよいのかわからないかもしれません。力が入らない理由が筋力不足なのかもしれません。

筋肉量や骨格は一人ひとり異なるため、正しい走り方にするための方法も一人ひとり異なるのです。

当スクールでは、正しい走り方との差を埋める方法についてお伝えしています。