ランニングの走法とは?

ピッチ走法、フラット走法、ストライド走法を解説!

ランニングには、さまざまな走り方がある事を知っていますか。単純に走るだけではなく走法を変えることで、得られる効果は異なります。走法を変えることで走るのが速くなることもあるのです。ここでは、ピッチ走法・フラット走法・ストライド走法とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。ランニングの走法を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.ピッチ走法とは

ピッチ走法とは一歩の歩幅を小さくし、回転数を速くして走る走法です。小柄で足が比較的短い日本人に向いている走り方です。プロの方や市民ランナーの方まで幅広く使われています。走る際の足の回転が速くなるため、距離が長くなれば歩数も自然と多くなります。筋力が弱い人でも取り入れやすい走法なので、初心者にもおすすめの走法です。

1-1.メリット

ピッチ走法のメリットは、足首の負担が少ないことです。通常走るときは、着地時は足首に負担がかかります。しかしピッチ走法は、上下の体の動きが小さく、足首への衝撃が少ない走り方です。そのため坂道など足の負担が大きい場所でも、ペースを乱すことなく少ない負担で走れます。リズムがとりやすく、速度調整ができることもピッチ走法のメリットです。

1-2.デメリット

ピッチ走法のデメリットは、歩幅が小さいことから足の回転数をあげる必要があることです。回転数をあげることは、体力を消耗しやすく、疲れやすくなります。さらに腕を振る動作も増え、長時間のマラソンなどではより体力を消耗します。これらを防ぐためには、普段から腕の筋力を鍛えておくことが重要です。腕立て伏せなどで腕の筋力を向上させましょう。

2.フラット走法とは

フラット走法は、長距離を走る時の走り方です。通常、足が地面に着地する時は、踵から着地します。しかし、踵からの着地は、体への負担が大きくなるのです。フラット走法は、踵からの着地ではなく足裏全体で着地します。足裏全体で着地することで、重心が真下にかかり体にかかる衝撃をやわらげてくれるのです。

2-1.メリット

フラット走法のメリットは、足全体で着地することから膝への負担が少なくなります。この走法は、膝と足首を曲げません。股関節を動かして走ります。そのため膝への負担がなく故障して走れなくなる不安をやわらげられるのです。膝への衝撃を軽減するために、サポーターを使用する、ランニングシューズを利用する方法があげられます。道具を使わずに走り方で取り入れるのが、フラット走法の走り方なのです。

2-2.デメリット

フラット走法のデメリットは、走り方に特徴があるため習得するのに時間がかかることです。一般的な走り方は、踵から着地する走法が用いられます。しかしフラット走法は、自然な走り方ではないため慣れるまでに時間がかかるのです。フラット走法での走り方は、姿勢を前に傾け重心を爪先にかけるようにします。足裏全体で着地することを意識して走る必要があります。衝撃が少ないため膝にかかる負担は少なくなりますが、筋を痛める可能性もあるので注意が必要です。

3.ストライド走法とは

ストライド走法は、一歩の歩幅を大きくし足の回転数を少なくして走る走法です。歩幅を大きくすると、目的地までの歩数も自然と少なくなります。足が長く、筋力が強い人向けの走法なため、日本人やランニング初心者には向かない走り方です。

3-1.メリット

ストライド走法のメリットは、スピードが比較的出しやすいことです。筋力をきたえれば、より早く走れます。またストライド走法は、競走馬にも用いられています。筋肉を使ってとぶように走るため、早く走れるからです。

3-2.デメリット

ストライド走法のデメリットは、着地時に足首に負担がかかることです。歩幅を大きくとって走るため上下の体が揺さぶられます。そのため体や足に負担がかかりやすいのです。ストライド走法は、速いスピードで走ることはできますが、体への負担があるためそれらを考慮した上で取り入れなければなりません。無理をして走ると怪我や故障の原因ともなります。そうならないためにも、トレーニングをしっかり行い、筋力をつけるようにしましょう。

4.ランニングではどの走法が良いのか

どの走法が良いのかは、体格や自分に合う走り方なのかで変わってきます。足の回転数を早くすると、歩幅は小さくなります。逆に足の回転数を少なくすると、歩幅は広くなるのです。速く走るためには回転数をより速くするか、歩幅をさらに広くするかのどちらかです。この場合は、ピッチ走法とストライド走法のどちらも試してみて、よりタイムが速い走り方を採用しましょう。
また、膝と足首の負担を減らし、けがをしないように気をつけたい方は、フラット走法を利用するのがよいでしょう。

5.まとめ

ここでは、ランニング時の走り方3つのメリット、デメリットについて解説しました。どの走り方もあなたに合っているかが大切です。体に負担にならない走り方でランニングを楽しみましょう。「ラングリットランニングスクール」では、走り方の指導も行っています。走法について考えているという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。