初心者ランナー必見!ランニングシューズの選び方

 

体型が気になり始めダイエットのためや、健康診断の結果を受け健康管理のためにランニングを始めるという方は多いと思います。そのような方が最初に悩むことといえば、「どのランニングシューズにすればよいのだろうか?」ということではないでしょうか?

 

スポーツ店へ行き、ランニングシューズコーナーへ行ってはみたものの、種類が沢山ありすぎて適当に選ぶにしても選べない、店員さんに声をかけるのも勇気がいる、とりあえず、一度家に帰ってインターネットで情報収集してみようか、そのような方が、このコラムを見ているのではないかと思います。

 

そこで、今回はランニングシューズの選び方についてお伝えしようと思います。もしかしたら、世間一般の考え方とは違うかもしれません。というのは、私自身の実体験をお伝えするからです。そのため、合う、合わないがあるかもしれませんので、1つの考え方として読んでいただければと思います。

 

ランニングシューズの種類

 

すぐに思いつくものといえば、「厚底シューズ」と「薄底シューズ」ではないかと思います。スピードランナーの最近の主流といえば「厚底シューズ」です。しかし、一昔前、ランニング初心者にオススメのシューズといえば、厚底シューズでした。今と昔で考え方が変わったのでしょうか?

 

実はこれ、厚底シューズの種類が増えたのです。底が厚いという見た目は同じでも機能が全く異なります。以下に、種類と特徴についてまとめていきます。なお、表現は一般的なものではありません。イメージしやすいように個人的に名称をつけています。ただ、このような表現で店員さんや他のランナーさんと話しをしても通用すると思います。

 

初心者向け厚底シューズ

衝撃を吸収する厚いクッションと快適なフィット感を提供し、ランニングの初心者や足への負担を軽減したいランナーに向いています。ランニングの基本から始める人やLSD(ロングスローディスタンス)などのロング走のトレーニングをする際にオススメなシューズです。

 

一般的にわかるような表現として、「初心者向け」としましたが、上記に書きましたように、ランニング中級者以上の方のロング走でも使えるシューズであり、初心者専用のシューズということではありません。そのため、「クッション入りアシストランニングシューズ」という表現の方が適切かもしれませんが、わかりやすくするため、以降も「初心者向け厚底シューズ」と記述します。

 

スピード向け厚底シューズ

軽量で反発性のあるクッションを提供しつつ、高速での走行をサポートします。さらに反発性を高めるために、カーボンや合成素材のプレートが入っているタイプのシューズも存在します。初心者向け厚底シューズとはクッション素材が異なることが多く、厚くても軽量であることが特徴です。競技向けのモデルで、速さと快適さを両立させます。

 

薄底シューズ

足裏のクッションは薄く、高反発のクッションではないため、足裏の筋肉や神経が刺激され、足の自然な動きを制約せず、足裏の感覚を高めることができます。クッションが薄い分、軽量であることが特徴です。価格面ではリーズナブルのものが多く存在します。

 

今回は3つに分けましたが、それぞれの種類の中にもさらに細かく種類が分かれています。説明がしきれないのですが、大まかにこの3種類を認識しておいていただければよいかなと思います。では、シューズの特徴はなんとなくわかったうえで、どの種類のシューズをオススメするのかについてお伝えします。

 

ランニングシューズの選び方

 

今回はこれからランニングを始める方ということでお話しをしているので、「初心者向け厚底シューズ」か「薄底シューズ」のどちらかを選ぶことになるのかなと思います。では、どちらをオススメするのかというと、「薄底シューズ」です。

 

その理由は、シューズに頼りすぎてしまう可能性があるためです。初心者向け厚底シューズは、足への負担を軽減してくれます。ここでのポイントは、「負担」です。似たような言葉に「負荷」という言葉があります。負担」は想定外のカラダへのストレスです。一方で負荷」は運動能力を向上させるため意図的にカラダにストレスを与えます。

 

例えば、ロング走(20km~30km)で足への負担を減らすために、「初心者向け厚底シューズ」を履くことはおススメします。なぜなら、ロング走は、カラダに負荷をかけることで心肺機能や持久力を向上させることが目的だからです。そのために、足への負担を減らす必要があります。

 

しかし、これからランニングを始めるという方は、足への負担がかかるほどの距離は走る必要がありません。なぜなら、心肺機能や持久力を向上させる前にやるべきことがあるからです。それは何かというと、正しい走り方を身に付けるということです。


 

今現在走れる距離で足が疲れてしまうのは、必要以上に足への負担がかかっているということです。初心者向け厚底シューズでその負担を減らしても、その場しのぎの対処療法でしかなく、根本的な原因療法ではないのです。

 

正しい走り方では、お腹の筋肉である腸腰筋を使って足を引き上げる必要があります。そのため、シューズは軽い方がいいということも薄底シューズをオススメする理由の一つです。また、着地の衝撃もシューズに頼らずにカラダで受け止める必要があるので、体幹強化にも繋がります。

 

ただし、筋力や運動神経には個人差があります。正しい走り方を身に付ける必要性は理解をし、取り組んでいても足が疲れてきてしまうという方は、初心者向け厚底シューズをオススメします。これは、正しい走り方を身に付けるという目的のためにランニングをしているが、どうしても足が疲れてきてしまうのでその負担を減らしたいという理由があるためです。

 

まとめ

これからランニングを始めようという方は、まずは、薄底シューズを選びましょう。しかし、なかなか正しい走り方が身に付かないという方は、足への負担を減らすために初心者向け厚底シューズを購入するという流れが良いのかなと思います。

 

シューズを2足購入することになってしまいますが、同じシューズをずっと履き続けるとクッションのへたりが早くなります。2足あることでシューズを休ませることができますし、種類の違うシューズがあることで、トレーニングの内容も変えることができます。決して無駄にはなりません。

 

正しい走り方ってなに?どういうことをやればいいの?という方は、当スクールにお問い合わせください。ケガをする前に、そして、ランニングがきつくてつらいものと思ってしまう前に是非!!

 

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悩み事に大きいも小さいもありません。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

あなたのココロが軽くなるよう丁寧にアドバイス致します。

 

 


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ラングリット | 静岡

自信回復ランニングプランナー

古畑 健太