パフォーマンスを発揮するポイントは脱力

ランニングをしていて頑張るあまり、肩の力が入ってしまったり、上り坂が見えてくると足に力が入ってしまったりしてしまいますよね。しかし、その力みはパフォーマンスを低下させてしまっています。パフォーマンスを発揮するためには「脱力」することが重要です。

 

では、なぜ脱力するとパフォーマンスが上がると思いますか?

 

それは、筋肉が柔らかくなることで、エネルギーロスがなくなり、収縮する長さが長くなるからです。そういわれても、脱力ってどうやるの?と思われる方もいらっしゃると思います。今回は、パフォーマンスが上がる理由と脱力の仕方についてお伝えしようと思います。 

脱力がパフォーマンスを向上させる

力を発揮するためには筋肉の収縮が必要ですが、脱力し筋肉が柔らかいと少し力を入れただけで筋肉が収縮します。少ないエネルギーで力を発揮することが出来るようになります。また、同じ長さを収縮させる時間も短くなりますので瞬発力も上がるのです。

 

さらに、収縮する幅が広がることでより大きな力を発揮できます。常に力が入っていて、収縮できる長さが1cmしかない場合より、脱力できていて、収縮できる長さが2cmになれば1cm分の力が出せるようになります。筋力トレーニングをしなくても、筋肉が収縮する長さが長くなれば力が出せるようになるわけです。筋肉が収縮する長さが長くなった状態で筋力トレーニングを行うことも重要です。この状態で実施することで、広い範囲の筋肉に刺激をいれることができ、筋力トレーニングの効果を高めることができます。

 

パフォーマンスを上げたようとすると、筋力トレーニングを思い浮かべます。筋力アップも重要なことなのですが、その結果、力みやすい体質になってしまいます。そこで、力を抜く脱力も筋力トレーニングの一つだと考えて実施することをオススメします。力を入れるだけでも、力を抜くだけでもなくバランスが大事です。

 

パフォーマンスを向上させる脱力するコツ

では、脱力の仕方についてお伝えいたします。

「脱力してください。」というと、猫背になる方がいらっしゃいますが、それだと背中の筋肉は引っ張られ、大腰筋は収縮してしまい、力が抜けているようですが、筋肉には力が入ってしまいます。

 

缶を積み重ねた状態を想像してみてください。缶には当然のことながら筋肉はありません。それでも、まっすぐに積み重ねていけば倒れずに立っていますよね。その状態をイメージし、前にも後ろにも横にも倒れていない状態で立ち、軽く息を吐きます。

足の裏に力が入ってしまう方は、足裏の重心の中心である「ウナ」を意識してみます。「ウナ」はくるぶしの真下になります。太ももの前や大殿筋が以外と力が入りがちになります。そこも意識して力を抜きます。

 

90秒間キープします。その間、必ず力が入ってしまう箇所があります。息を吐く度に力を抜きましょう。その状態はカラダにとってとてもいい姿勢なのです。

繰り返し行うことで、力を抜いている時間が長くなります。また、力を抜いている感覚がわかることで、歩きながらや走りながら、横になっても力を抜くことができるようになります。その感覚でストレッチをすると、筋肉をより伸ばすことができストレッチ効果が上がります。

 

柔よく剛を制す

でもやっぱり力を入れたほうがパフォーマンスが上がるイメージは強いですね。脱力、柔らかく、柔軟ってなんとなく弱い感じがします。「柔よく剛を制す」という言葉もあります。最近パフォーマンスが上がらないという方は、一度、脱力をして力を抜いてみてはいかがでしょうか?

 

仕事でリーダーとなり、チームを引っ張っていく存在になると、仕事の進め方をどうしても一人で決めてしまいがちです。それは、あなたがとても責任感が強いからなのかもしれません。メンバーの意見に左右されるのはリーダーとして弱いのではないかと。しかし、メンバーの意見に耳を傾け、柔軟に進め方を決めた結果、仕事のパフォーマンスが上がればチームとしてはとてもいい方向に進んでいけると思います。

 

力強く引っ張っていくことも大事ですが、力を抜いて柔軟に対応することも必要ではないでしょうか?