カッコいいだけじゃない。コンプレッションインナーがもたらす3つの効果

 

スポーツショップのランニングコーナーで、コンプレッションインナーを見かけたことありませんか?カッコいいですよね。でも、速く走れる人が着るものと思っていたりしませんか。ランニング初心者にこそ身に付けてほしいアイテムなのです。

 

カッコいいだけではない、コンプレッションインナーの効果についてお伝えしようと思います。

 

コンプレッションとはどういう意味かわかりますか?

 

圧縮・圧搾という意味です。

コンプレッションインナーとは、強い圧力をカラダに加えて引き締める役割を果たします。

 

姿勢を整えるコルセットの役割

姿勢を改善することができます。着圧により背中が引き締められます。すると、肩甲骨がより胸が開く状態になります。猫背が改善されるのです。さらに、腹筋や背筋を支える効果もあるため、長い時間その姿勢を維持できるようになるのです。

 

ランニングは上半身が9割です。真っ直ぐと伸びた姿勢は前傾姿勢を取りやすくなります。その結果、足への負担を抑えた、足にやさしい走り方で走り続けることができるようになります。

 

無駄な動きを制限し疲労を抑える

強い圧力がかかっているため、カラダを動かしにくくなります。弱いテーピングをしているような状態です。動かしにくいからと力を入れてしまっては意味がありませんが、無理なく動かすことで無駄な動きを抑えることができます。無駄な動きは疲労の原因です。無駄に疲労させないことで怪我の防止に繋がります。動かしにくい分、反動が得られます。この反動は関節の動きをサポートしてくれます。

 

さらに、内臓疲労の防止にもなります。内臓疲労の原因である内臓の揺れを、強い圧力で腹筋と背筋を引き締めることで抑えることができます。長い距離を走るとお腹が痛くなったり、水分とミネラルを摂取しながら走っても足が攣るという悩みは解消できると思います。

 

夏場は涼しく、冬場は暖かい

体温調節にとても適していています。速乾性があるため汗でべたべたすることがありません。夏は気化熱により涼しくなります。冬は汗冷えすることがなくなり、風が直接当たらないので保温効果があります。着こむと暑くなりそうだからと夏場はTシャツ一枚という方もいらっしゃると思いますが、ロングランなど長い時間走る場合には、上半身だけでもコンプレッションインナーを身に付けてみてはいかがでしょうか?

 

最後に

デスクワークで前かがみになりやすいという方は仕事中に着ていることで疲労を軽減することができます。仕事が終わってからランニングをする際に元気にスタートすることができるはずです。さらに、仕事中の姿勢もよくなります。見た目的にもデキる人に見えますし、疲労が軽減し集中力が増すことで仕事効率もよくなります。

 

冒頭にコンプレッションインナーがカッコいいと書きましたが、効果を理解して使うことで、あなた自身がカッコよくなるはずです。コンプレッションインナーをお持ちでない方は、用意してみてはいかがでしょうか?