歩くだけでもかかとが痛いランナーが朝、布団から出る前にやるべきこと

ランニングにおけるケガで多い箇所がかかとです。ランニング時の足にかかる負担は体重の3倍ともいわれています。その負担が徐々に蓄積していきます。はじめのころは、疲れかなと思い気にしていなかった違和感がいつの間にか痛みに変わり、歩くだけでもかかとが痛いなんてことも起こりうるのです。

 

すでにかかとに痛みがある方はもちろんのこと、違和感があるという方は痛みに変わる前にやるべきことについてお伝えしようと思います。

 

かかとが痛いという方は、特に朝、痛みがひどいのではないかと思います。なぜ、朝、痛みが出てくるのかわかりますか?

 

それは、カラダが硬くなっているからです。

寝ている間は、体温が下がります。そして代謝が落ちるので血流も減ります。そのため、朝はカラダが一番硬い状態なのです。

 

かかとの痛みは、ふくらはぎ、ハムストリングス、殿筋などの筋肉が硬くなり柔軟性がなくなることで、アキレス腱が引っ張られ突っ張った状態になることで発生します。この状態でいきなり歩こうとすると、腱がさらにこすれ炎症がひどくなり、痛みがひどくなりますが、筋肉の柔軟性を回復することで痛みを和らげることができます。

 

柔軟といえばストレッチをイメージされると思いますが、伸ばすストレッチは厳禁です。体温が下がっているということは筋肉も冷えています。冷えている状態で伸ばしてしまうと、筋肉が切れないように脳から指示が出て、より硬くしてしまいます。

 

朝、布団から出る前にやるべきことは、カラダを揺らすこと

 

 

まず、あおむけに寝た状態で力を抜き脱力します。その状態で腰だけを左右に揺らします。続けて両足を内側と外側に回転させます。内股とがに股を繰り返すイメージです。次に、両手両足を持ち上げてブラブラと振ります。

 

ポイントは脱力し力を入れないことです。そうすることで、自然と血流が増え、体温が上がっていきます。体温が上がれば筋肉も温かくなり柔軟性が回復していきます。そして、ゆっくりと立ち上がることで痛みを軽減させることができます。

 

更に、水分を摂ることも大事なことです。寝ている間は平均して500ml程の水分が奪われているので、素早く補って上げることで、代謝が上がりやすくなります。

 

毎朝、起きるたびにかかとが痛むという方は、布団から出る前に実施して、カラダを緩めてから起き上がってみてください。

 

まとめ

 

 

カラダが緩むと心も緩みます。ストレスなくスッキリと起きられれば、今日も一日頑張ろうと気持ちよく仕事を始めることができます。ちょっとしたことですが、そんな毎日を送り続けることで、仕事もランニングもいい方向に傾くはずです。そして、結果が出ることで自信に繋がります。努力は報われるものばかりではないかもしれませんが、一日のスタートをよくし続けることは必ずプラスになります。

 

朝のちょっとしたことですが、続けた人には効果が出るはずです。現状を変えたいという方は、是非試してみてはいかがでしょうか?

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