ランニング初心者が膝の痛みを取り除く簡単セルフメンテナンス法

 

走れる距離が長くなり膝に痛みが出ているランニング初心者は多いのではないでしょうか。

その痛みの原因は、筋肉のコリが考えられます。太ももの外側や内側、ふくらはぎ、腰、首を押してみると凝り固まって痛いポイントがあると思います。このポイントのことを「トリガーポイント」と言います。直訳すると「痛みを飛ばす引き金になる点」。そのトリガーポイントがなくなれば、膝の痛みもなくなるのですが、揉んだり伸ばしたりせずに筋肉のコリを取り除くにはどのようにしたらよいでしょうか?

 

それは、「捻る」ことです。

 

筋肉を捻ることで、筋肉が張っていない箇所が張り、張っている箇所が緩みます。筋肉には伸ばすと縮む性質がありますが、伸ばしていないので、より硬くなることもなく、筋繊維も伸びない為、痛みが出ません。一時的に緩むことで血流が良くなり、筋肉のコリを取り除くことができます。

 

例えば、右膝に痛みがある場合、右太ももの少し凝っている箇所を押さえてください。その状態で右足をいろいろな角度で捻ってみてください。押さえている箇所が緩むポイントがあると思います。これだけで、血流が良くなるのですが、その状態で90秒程軽く揺らすとより血流が良くなり効果的です。その時、強く押さないことがポイントです。押さえるポイントはいろいろあります。太ももの内側、ふくらはぎ、腸腰筋など。同じ要領で試してみてください。

捻って筋肉を緩める

 筋肉のコリを効果的に取り除くために、「揉む」「伸ばす」に「捻る」を加えて、別のアプローチの仕方を試してみてはいかがでしょうか。

日中のデスクワークで凝り固まった首は、神経が集まっていて特にデリケートな部分ですので、捻って筋肉を緩めることをオススメします。緩めてからランニングをすることが怪我をせずに続けるために大切なことです。

仕事のモチベーションを低下させないためにも、セルフメンテナンスで体の調子を整えてからのランニングで、心身ともにコンディションを整えていきましょう。