風邪が治った後のランニング再開のタイミングとは?

気を付けていても100%防ぐことは難しい風邪やインフルエンザ。引いてしまうと走れないどころか数日寝込んでしまうこともあると思います。せっかく練習してきたのに元に戻ってしまうからと少し良くなったら焦って練習再開してぶり返してしまうなんてことも。

 

そこで今回は、風邪が治った後のランニング再開のタイミングについてお伝えしようと思います。

 

元に戻ってしまう不安があるので早く再開したいと思うわけですが、では、完全に休養してから走力が10%低下するまでにはどのくらいの期間がかかると思いますか?

 

約6週間(42日間)です。

現在の走力をはかる一つの指標としてVDOTというものがあるのですが、その一覧表を以下に示します。

 

 

ランニング歴が長ければ低下割合も少なくなりますので、ひとつの基準としてみていただければと思いますが、単純計算で10kmを60分で走っていた方が、1ヶ月半何もしていないと66分まで走力が低下するということになります。

 

通常の風邪であれば、2、3日で症状は改善しますよね。長引いたとしても2週間はかからないと思います。

 

5日以内であれば、走力は低下しません。2週間かかったとしても3%も低下しません。風邪を引いて寝込んでしまっても、走力はそこまで落ちませんので、焦らずにしっかりと体調を整えることを優先してください。

 

仮に2週間かかってしまってもそこまで走力が落ちないとわかると安心できますよね。そのため、ランニングの再開は風邪の症状がなくなったのを確認してからにしましょう。ランニング時はどうしても喉が乾燥します。粘膜が回復していない状態で再開してしまうと、風邪をぶり返してしまうことになります。そうすると、より休む期間が長くなってしまい、再開までにより期間がかかってしまいます。

  

最後に

 

風邪は引かないに越したことはないですが、引いてしまったら、日々酷使している筋肉や関節を休ませることができるとプラスに考えて、焦らずに安静にして1日も早く治すことに注力しましょう。

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ラングリット | 静岡

自信回復ランニングプランナー

古畑 健太