ランニングは上半身が9割!!足の筋力がある人が陥るワナ

ランニングは足で走るもの、だから足の筋力がある人が速いし長く走ることができると思っていませんか?実はこれは大きな落とし穴なんです。

 

足に頼った走り方をしていると、あるレベルまでは走力が上がっていくのですが、途中で伸び悩み、故障をしてしまいます。正しい走り方をしていても着地の衝撃がある足!その足に頼って進もうとすれば足への負担は計り知れないものになります。

 

しかし、脳は力が出せる箇所を使って走ろうとするので、足の筋力がある人は足に頼って走ってしまうのです。そんな脳をコントロールするためには、正しい走り方のイメージをしっかりと持つということが大事になります。

 

正しい走り方をイメージするための乗り物があるのですが、なんだと思いますか?

 

それは、自転車です。

 

自転車はペダルを回すことで地面に接しているタイヤにその力が伝わり前に進みます。人のカラダに置き換えると、ペダルが大腰筋タイヤが足です。しかし、足に頼って走っている人は、タイヤの部分にペダルが付いている昔の自転車に乗っているイメージです。このような自転車は、1回転させるとタイヤが1回転するのですが、小さなペダルで大きなタイヤを回すことになるのでとても力が必要になります。

 

今の自転車はどうでしょう?ギアがあることで少ない力でスイスイと進むことができます。効率がいいわけです。そして、タイヤ自体にはペダルである加速装置はありません。しかし、足の筋力がある人はこのタイヤを一生懸命回していることになります。

 

ペダルに相当する大腰筋をスムースにクルクル回すことで、その力がタイヤである足に伝わりスイスイ進む、このイメージがとても大事になります。

 

もう一つ自転車でイメージしてほしいポイントがあります。それは、腰の位置です。自転車はサドルに座ってペダルを漕ぎます。そのため、腰の位置は上下しません。ランニングも同じで、腰の位置は常に一定である必要があります。足に頼って走っている人は、ひざを曲げた状態で着地をし、そのひざを伸ばすことで前に進んでいます。ひざの曲げ伸ばしが発生するので腰の位置が上下します。スクワットをしているのと同じなのでとても疲れます。

 

足の筋力があると足に頼りだします。正しい走り方を身に付けてその走り方を向上させる目的で足の筋力をアップさせるのであれば問題ありません。しかし、足が痛くなる、ケガをしてしまう、長い距離に耐えたいから足の筋力をつけるというのは逆効果になります。足の筋力をつけると足に頼りだすからです。

 

ランニングは足で走るもの、だから足の筋力がある人が速いし長く走ることができるという考え方がどうしても抜けないという方は、是非一度、体験パーソナルレッスンをお受けください。走るってこういうことなんだ!?と思っていただけると思います。

 

受講者様の足の回転の様子

ドリルによるスプリント

スプリントからランニングへの移行

【ランニングがもっと楽しくなる】体験パーソナルレッスン

◆膝の痛みを我慢しながら走っている
◆腕の振り方が分からない
◆ふくらはぎの痛みが引かず走れない
◆走り方がおかしいと言われる
◆体力がなかなかつかない
◆30kmで足が攣ってしまう
◆効果的な栄養の摂り方がわからない
◆腰痛がひどく、痛み止めを飲みながら走っている
◆サークルやクラブは練習がメインなので、個別で走り方を学びたい
◆フルマラソンにチャレンジしてみたいけどどうやって練習したらよいかわからない
◆運動不足を解消したいが、ランニングが続かない
◆足の指が痺れるように痛い
◆いつまで経っても苦しくて、なかなか距離が伸びない
◆ダイエットが目的なのに足が細くならない
◆食事や栄養の効率のよい摂り方を知りたい

 

悩み事に大きいも小さいもありません。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。あなたのココロが軽くなるよう丁寧にアドバイス致します。

 

 

 


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ラングリット | 静岡

自信回復ランニングプランナー

古畑 健太