ひざの痛みに悩まされているランナーも多いのではないでしょうか?痛みが無くても、ランニングはひざに負荷をかけてしまい良くないというイメージがあります。しかし、2016年に行われたアメリカの大学での研究によると、ひざ関節の炎症時に増えるタンパク質の一種である物質がランニングをすることで減っているという結果が発表されています。これは、ランニングに炎症を鎮める効果があるということを意味しています。
では、ひざに痛みがあっても走り続けていけば痛みから解放されるのかというとそうではないのです。
ひざの痛みはひざ関節に負荷がかかっている状態なので、改善しなければなりません。
改善するためにやるべきことはなんだと思いますか?
それは、ひざを伸ばして走るということです。
ひざに痛みがある方は、重心より前に足を着いています。その後、ひざを曲げて体を前に移動させています。イメージとしては、1歩1歩小さなスクワットをしながら進んでいる状態です。ひざを伸ばすことで、この小さなスクワットがなくなるので、ひざへの負担を減らすことができます。
ただし、注意しなければならないことがあります。それは、かかとから着地しないようにすることです。ひざを伸ばして蹴りだすような走り方では今度はかかとに負担がかかってしまいます。かかとから着地してしまうという方は、前傾姿勢が取れていませんので、気を付けをした状態で前に倒れ込み、自然と足が前に出るようにして進んでみてください。そうすることで、ひざに負担がかからずに走る事ができるようになります。
前傾姿勢の取り方についてはこちらのページを参考にしてみてください。
参考:安心してミッドフット着地の走りに変える、たった一つのこと
始めは走りにくいかもしれません。しかし、これから長くランニングを楽しむためにも今が大事です。
ひざの痛みを改善し、ランニングを続けて健康的なひざ関節を維持していきましょう。
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