ランニング中にスマホやミュージックプレイヤーで音楽を聴きながら走るというランナーの方は多くいらっしゃると思います。テンションを上げるために、好きな曲でプレイリストを作ったりと。そんな音楽でオーバーペースを防ぐことができるのですが、なんだと思いますか?
それは、BPM(1分間に刻むビート数)です。
このリズムは1分間の歩数になり、走る際のリズムになります。例えば、160BPMであれば、1分間に160歩足を動かしているということになります。
最近のランニングウォッチでは、このBPMを測定することができます。その結果を見ることで、自分がどのくらいのペースで走っているときにどのくらいのBPMなのかということを把握することができます。ウォーミングアップの時、クールダウンの時、LSDの時、ペース走の時などシチュエーションによりBPMにあった曲を集めたプレイリストを作ることで、オーバーペースにならずに適したペースで走る事ができるようになります。
でも、音楽のBPMってわかりませんよね。お使いのミュージック転送アプリに付帯している場合はそちらを確認してみてください。そのような情報が無い場合は以下のツールを試してみてください。
Windows:https://bpm-analyzer.jp.uptodown.com/windows/download
Mac:https://bpm-analyzer.jp.uptodown.com/mac/download
このツールに音楽をインポートすると、曲ごとのBPMを測定してくれます。ペースごとにあったBPMの中で、自分の好きな曲を選ぶことができます。
音楽を持っていないという方は、「ランニング用 CD」と検索して見ると、リストに曲名と一緒にBPMが書かれているものが売られているので試しに購入してみてもよいかと思います。
最近は、ミュージックプレイヤー自体に音楽のBPMを変更する機能が付いた便利なものもあります。BPMが変えられるのであれば、好きな曲のテンポを変えて聞くことができますね。そういうアクセサリーを購入すると、ランニングを続けるモチベーションにも繋がりますね。
BPMを考慮してプレイリストを作ることで、よりランニングを楽しめることができます。しかし、ランニング中に音楽を聴くと周りの音が聞こえにくくなります。道路で走る際には音量を下げたり、OFFにするなど周りに気を配りながら走りましょう。ランナーとしてのマナーを守り、楽しみながらランニングを続けていきましょう。