米ぬかに秘められたランニングダイエット効果とは?

普段食べている白米は、玄米を精米しているわけですが、精米する際に出る「米ぬか」って玄米の95%の栄養素があるって知っていましたか?そんな米ぬかはダイエットにもランニングにもとても効果的なのです。今回は、普段捨てられてしまう米ぬかに秘められた効果と、保存するために実際に炒ってみたので、その方法についてお伝えしようと思います。

 

米ぬかに秘められたランニングダイエット効果

米ぬか 効果」と調べると、肌荒れ解消、アトピー改善、花粉症改善、血液サラサラ効果、血糖値低下、がん予防、生活習慣病予防など、ここには書ききれないほどの秘められた効果があります。冒頭にも書きましたが、玄米の95%の栄養素が含まれるのであれば、それだけの効果があっても不思議ではありませんよね。その中でも、ダイエットとランニングに直結する効果についてお伝えしようと思います。

 

便秘解消

ダイエットのために、食べる量を少し減らすということも必要な場合があります。しかし、食べる量を減らすということは、排出される便の量も少なくなるということです。これがダイエットで便秘になるひとつの原因です。そして、便秘になると胃腸の動きが低下し代謝が落ちます。

 

また、便秘になると大腸がより多くのコレステロールを吸収してしまいます。その結果、血液がドロドロになり、血行が悪くなります。血行が悪くなると代謝が落ちます。

 

便秘になるとダイエットに欠かせない代謝が落ちるので、なかなか体重が落ちなかったり、リバウンドしてしまうワケです。

 

米ぬかには、食物繊維が豊富に含まれているので、お通じが良くなり便秘が解消されます。食べる量が少し減ったとしても、食物繊維を摂ることで、便のカサが増すので便秘が解消します。

 

抗酸化作用

ランニングを行うと、活性酸素が発生します。その活性酸素は殺菌力が強く、細菌やウイルスを撃退する役割があり必要なものです。しかし、活性酸素が増えすぎてしまうと肌荒れや動脈硬化・心筋梗塞といった疾患に結び付くこともあります。ダイエット・健康目的でランニングを行っているのに病気になってしまっては意味がないですよね。

 

米ぬかには、フェルラ酸というポリフェノールの一種の物質が含まれており、抗酸化作用があるので、増えすぎてしまった活性酸素を除去してくれます。

 

貧血防止

女性は鉄不足になりやすい方が多く、またランナーは着地時の衝撃による赤血球の損傷により鉄不足になりやすいので、貧血になりやすいのです。貧血になると、酸素が全身に送られにくくなるため代謝が落ち、痩せにくくなり、ランニングのパフォーマンスも低下します。回復力も落ちるので、疲れやすくなり、日々の生活に活力がなくなります。

 

鉄分の摂取はダイエットのためにも、ランニングのパフォーマンスアップのためにも必須な栄養素ですが、米ぬかには鉄分も多く含まれています。

 

【マメ知識】

逆に米ぬかを摂ると貧血になるという情報があります。これは「フィチン」と「フィチン酸」の違いがわかると大丈夫だということが理解できます。

 

フィチンとは、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、リン酸などのミネラルと結合している状態のものを言います。

 

一方で、フィチン酸とは、このフィチンからミネラルを取り除いた状態のものを言います。

 

米ぬかに含まれているのはミネラルと結合している「フィチン」です。フィチンは体内でフィチン酸とミネラルに分解されます。そして、そのフィチン酸は体内のミネラルと結合します。そのため、鉄分とも結合し排出されます。だから、貧血には良くないと言われるのですが、そもそも、フィチンとしてミネラルを摂っているので、フィチン酸の分解と結合により貧血になることはないのです。

 

ちなみに、フィチン酸は体内の有害物質と結合して排出してくれる、デトックス効果があります。

 

フィチンとフィチン酸の違いをしっかりと理解しておきましょう。

 

米ぬかの保存方法

 

米ぬかですが、保存するためには軽く炒って余計な水分を飛ばし、乾燥した状態にしてから冷蔵庫か冷凍庫で保存します。冷蔵庫だと1ヶ月、冷凍庫だと2ヶ月保存できます。

 

米ぬかの炒り方

油を引かずにフライパンを熱します。

 

フライパン一面に広がる程度の量の米ぬかを入れます。短い時間で炒ることができるので、多すぎるとすぐに焦げてしまいます。

 

1分くらい炒って色が変わってきたらOKです。これ以上炒ると焦げます。

 

炒り終わった米ぬかをタッパーに移します。これを、何度も繰り返します。

 

冷めたら、冷蔵庫、冷凍庫で保存します。今回は、このサイズのタッパー二つ分だったので、1つは冷蔵庫、もう1つは冷凍庫で保存しました。

 

まとめ

米ぬかには、たんぱく質、脂肪、カルシウム、食物繊維、鉄分、ビタミンBが多く含まれています。量だけでなく、バランスよく含まれているという点も優れています。何事も○○すぎは良くありません。米ぬかだけ摂っていればいいというわけではありませんので、食事が大事ですが、これだけの栄養素が含まれている米ぬかを補助的に摂ることは効果的だと思います。

 

炒るのが大変という方はインターネットでも炒った状態のものが売られています。自分は近所にある定食屋さんで、無料でもらえるのでそれを炒って摂っています。毎日精米しているお店では無料で配っているところが多いのではないかと思います。

 

炒った米ぬかは、口に含んで麦茶と一緒に飲むとにおいが似ているので気にならずに飲めます。自分はみそ汁に入れて毎日摂っていますが、味に深みが増して美味しく感じます。カレーに振りかけると全く米ぬかのにおいや味がしないので、苦手な方にはオススメです。

 

ダイエット効果、デトックス効果、抗酸化作用などなど様々な効果がある米ぬか、是非一度試してみてはいかがでしょうか?

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◆食べることが好きで食事制限が大変
◆なかなか体重が落ちない
◆足が太くなった気がする
◆ふくらはぎが痛くなり走れない
◆走り方がおかしいと言われる
◆体力がなかなかつかない
◆効果的な栄養の摂り方がわからない
◆足の指が痺れるように痛い
◆いつまで経っても苦しくて、なかなか距離が伸びない
◆一度ランニングダイエットに失敗している

 

悩み事に大きいも小さいもありません。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。あなたのココロが軽くなるよう丁寧にアドバイス致します。

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