ランニングで脚痩せする正しい走り方に変えるたった一つのポイント

ダイエットするためにランニングを始めたのに太ももが太くなってしまっては意味がないですよね。ダイエットをしたい方は、健康的でほっそりとしたボディラインを手に入れたいはずです。体重が落ちても脚が太くなってしまっては本末転倒です。そこで、今回は足痩せする走り方に変える方法についてお伝えしようと思います。

 

ランニングで脚痩せする正しい走り方に変えるポイント

競技でランニングを行っているトップ選手を見るとほとんどの方が足はほっそりしていますよね。正しい走り方をすると太くてゴツゴツした筋肉ではなく、細くてしっかりとした筋肉がつきます。

 

正しい走り方に変えるためのポイントは、足の着地位置にあるのですが、正しい走り方をしている方は、どの位置で着地していると思いますか？太ももの前側を使わない着地の仕方をイメージしてみてください。

 

正解は、腰の真下です。

腰の前で足を着くと太ももの前の筋肉を使ってブレーキをかけてしまっているのです。下り坂を下る際はスピードが出ないようにブレーキをかけながら下りませんか？その時って、腰より前に足を着いて太ももの前でブレーキをかけているはずです。

 

また、腰より前で足を着くことでブレーキをかけてしまった分、太ももの筋肉を使って重心を前に移動させる必要が出てきます。

 

太ももがブレーキとアクセルの両方を行っているわけです。筋トレしながら走っているようなものです。それでは太くなってしまいますよね。

 

実はこの腰より前に足を着く進み方って歩く動作なのです。この歩く動作を応用して走る動作を行ってしまうことが原因です。歩くと走るは似ているようで全く異なる運動なのです。

 

歩くとは、腰より前に足を着いて、足の力で重心を移動するのに対し、走るとは、前に倒れて移動した重心の下に足を着くという運動になります。足は着地するだけというイメージです。ダイエットしたいのに足痩せしないという方は、まずこの正しい走り方を身に付ける必要があります。

 

腰の下で着地する練習方法

まず、頭、肩、腰、ひざ、くるぶしが一直線になった姿勢を作ります。この姿勢が崩れないように前に倒れると腰の位置は移動しますよね。ちょっと移動したらその移動した腰の真下に足を置けばいいのです。その際、ひざが曲がってしまっては意味がありません。ひざが曲がると太ももの前の筋肉に力が入ってしまい筋トレになってしまいます。

 

 

腰の下に足を置けたら、更に前に倒れて今度は逆の足を腰の下に置くという動作を繰り返します。この動きを私は「ペンギン走り」と言っています。前に倒れて移動した腰の真下にひざを曲げずに足を着く様がペンギンの移動の仕方に似ているからです。

 

あくまでもこれは練習ですので、このままずっとランニングを行うわけではありません。実際のランニングでは、空中に居る滞空時間がありますので、その滞空時間で腰の下に足を持ってきて着きます。空中にいる間は当然ひざを曲げて前に持っていきますが、始めのうちはよくわからないので、常にひざを伸ばした状態で倒れる感覚と腰が移動した後に足を着く感覚を養うためには「ペンギン走り」がオススメです。

 

最後に

ランニングで脚痩せしダイエットするためには、正しい走り方で無理の無いペースで走る事が重要になります。間違った走り方では太もものトレーニングをすることになり無駄な筋肉がついてしまいます。さらに、無酸素運動になりやすく、ダイエットに必要な有酸素運動の割合が減ってしまいダイエットもなかなかうまくいかないという悪循環に繋がります。遠回りかもしれませんが、まずは正しい走り方を身に付けるということが、ランニングで脚痩せするダイエットを成功させるための近道なのです。

 

まずは、「ペンギン走り」を試してみてください。それでも、よくわからないという方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

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