ランニングを始めるなら夏がベストな訳

「スポーツの秋」といいますよね。夏の暑さが終わりちょうど運動しやすくなる時期が秋です。そして、冬になると気温がさらに低くなりランニングがしやすい時期になります。しかし、ランニングを始めるのであれば夏がベストなのです。なぜ、夏がベストなのかわかりますか?

 

それは、ケガをしにくいということです。

 

なぜなら、夏は気温が高く一年間の中でカラダが一番緩みやすい季節です。筋肉が硬いとケガをするリスクが高まります。ランニングを始めたばかりでウォーミングアップの仕方がイマイチわからないという方でも、カラダが温まりやすいためケガをしにくくなります。

 

夏場は暑いので長い距離を走る事ができません。それでは意味がないのではと思われるのかもしれませんが、大事なことはケガをせずに続けていくことです。はじめのうちは走ることを習慣にすることが必要です。短い距離であれば、ケガのリスクも減り、続けやすくなるのです。

 

また、夏場は日が長いので、朝早くや夜遅くても走る事ができます。走れる時間が長いので仕事で忙しい合間を縫ってでも時間を見つけて走る事ができます。冬になるにつれて時間が取れなくなってしまうのではと思われるかもしれませんが、冬になるまでにランニングが好きになり習慣づくことで、ランニングをすることの優先順位が変わってきます。そういう意味でも夏から始めるということがベストなのです。

 

準備期間が取れるということもケガのリスクを下げることに繋がります。冒頭に書きましたウォーミングアップの仕方についても、冬になるまで3ヶ月もの期間があるので少しずつ理解しながら身に付けていくことができます。

 

そして、ランニングアイテムもケガのリスクを下げるためには重要です。冬に走る場合はカラダを冷やさないようなランニングウェアが必要になります。寒くてランニングに集中できないと思わぬところでケガをしたり、カラダが冷えている状態ではけがをしやすくなります。

 

また、暗い時間に走る場合はライトや反射材・LEDテープなどが必要になります。ライトが無く足元が見えないと、転倒したり足を捻ったりする危険性が高まります。反射材・LEDテープをつけていないと、車から見えにくく接触の可能性が高まります。

 

それにプラスしてランニングに必要な、シューズや時計やサングラスなど様々なアイテムを揃える必要があります。

 

冬から始める場合、全部を揃えられればいいのですが、無くても大丈夫なものは金銭面などの理由から後回しになり、そのまま購入しないなんてこともあります。

夏から始めることで、とりあえずはランニングに必要な最小限のものだけ揃えられれば始められます。寒くなるにつれて少しずつ必要なアイテムを揃えていけばよいので、金銭面でも負担が減ります。

 

夏は暑いからもう少し涼しくなってからと考えているとあっという間に冬になってしまいます。冬になればなったで、もう少し暖かくなってからなんてことにもなり兼ねません。寒い冬より暑い夏の方がまだ動きやすいと思います。

 

ランニングを始めようと考えているのであれば、今が始めるチャンスです。