体力をつけるためにランニングをはじめたい!

学生が安心して走るためのポイント

学生さんの中で、部活や体育の授業で自分の体力の足りなさを痛感して、悩まれている方も多いのではないでしょうか。部活の場合、体力づくりに欠かせないランニングを行うも、上手く走れない、足腰が弱いなどでは思うようなパフォーマンスができないでしょう。しかし、個人でランニングに取り組もうと考えるも、いつ走るのが良いのか、どれくらいの距離がベストなのかわからず困っている方もいるかもしれません。 そこで今回の記事では、体力づくりを目指す上で、学生さんがランニングに取り組みやすくなるポイントについて紹介します。

1. ランニングをする時間帯と距離を決める

ランニングをするのに、ただやみくもに外を走れば良いわけではありません。どの時間帯にどれくらいの距離を走るのかを決めてから始めることで、無理なくスムーズに取り組むことができるのです。ここでは、ランニングをする時間帯と距離の決め方について紹介します。

1-1. 学生さんが走るのに適した時間帯

学生さんは、朝早くから通学して授業を受け、放課後に部活などの活動を終えてから家に帰ります。そこから宿題や自習などをこなすため、さらにランニングをする時間を決めるのは大変になるでしょう。そこで、学生さんが走るのに適した時間は人によって異なりますが、朝の通学前か帰宅後の夕食前に走るのが適しています。

たとえば、朝6時から30分程度走るなら、夜の遅い時間帯に走らなくても良くなります。また、帰宅後であれば、学生さんなのであまり遅くならない時間帯に走るとゆっくりと取り組むことができるでしょう。

1-2. 距離よりも走る時間を目安に

最初からたくさんの距離を走ろうとしても、身体に負担をかけるだけでケガのリスクが高くなるだけです。まずは、距離にこだわるのではなく、走る時間を目安にランニングを始めてみると良いでしょう。1日30分と決めて、会話ができるくらいのゆったりとしたペースで走ることで、徐々に心拍機能を向上させられます。
走るのに慣れてきたら、「○○の公園まで」と目的地を決めて取り組んでいくと、自然に長い距離を走れるようになるのです。いきなり長距離ではじめるのではなく、走る時間にフォーカスして取り組んでみましょう。

2. 学生が安心してランニングに取り組めるためのポイント

社会人がするのとは違い、学生さんのランニングは色々と考えながら取り組む必要があります。ここでは、安心してランニングに取り組めるためのポイントについて紹介しましょう。

2-1. 正しいフォームを意識しながら走る

ただ走れば体力がつくとは限らず、ケガを防ぐためにも、きちんと正しいフォームを意識しながら走りましょう。
走っている時は、腕を振るのではなく、肩甲骨から真っすぐ引くように動かします。足は骨盤から前に出し、一本の線をイメージしてその上を走るなどしてみましょう。足のつま先を外に向けた状態で走ることがないように、正しフォームで走ることが大切なのです。

2-2. 走るコースや時間帯によっては親の協力が必要

住んでいる地域によっては、走るのに適した環境ではないケースもあるでしょう。そのため、ランニングを効果的に行えるようにするには、少し離れた公園などの環境に移動して走る必要あります。平日にランニングを行う場合、早朝や夜の時間帯であれば、親の協力もしくは承諾が欠かせません。安心安全にランニングに取り組むためにも、きちんと親に理解してもらってから始めると良いでしょう。

2-3. ランニングスクールを利用する

限られた時間で効率よくランニングを行える、ランニングスクールを利用するのも一つです。走りのプロによるフォーム指導や、走りやすい環境でのトレーニングは、自分だけで走るのと比べものにならないほどのメリットを感じられるでしょう。夜の時間帯でも、大人がサポートしてくれるので、親も安心して任せられます。

3. 学生がランニングをする上で注意すべき点

肉離れなどのケガや、車と接触する交通事故などのトラブルに巻き込まれないように、ランニングをする上で注意すべき点を見ていきましょう。

3-1. ランニングに取り組む頻度

毎日走りたい気持ちがあっても、筋力がままならない時に負荷を与えすぎてしまうと、筋肉疲労を引き起こしてしまいます。筋肉が休まる暇がなく、常に活動している状態では、肉離れなどのケガを発症させてしまうでしょう。また、疲れた状態でランニングを行っても、思い描くようなパフォーマンスをできません。このようにならないためにも、適度な休息日をもち、身体をリフレッシュさせることが大切なのです。

3-2. 朝ランニングでの注意点

目覚めたばかりの身体ですぐにランニングを行うと、体調を悪化させるリスクが高くなります。そのため、コンディションを良くしていくことを目的に、ゆったりしたランニングを心がける必要があるのです。朝のランニングでは、睡眠中で失った水分を十分に補給して、ゼリーなどの軽めの栄養をとってから行うと良いかもしれません。また、体温も低下しているため、ストレッチなどの準備運動を入念に行い、ゆっくりペースで走りましょう。

3-3. 夜ランニングでの注意点

夜のランニングは、人通りや交通量も昼間に比べて少ないため、静かで走りやすいかもしれません。しかし、周囲が暗くなることで車との接触事故や、不審者に遭遇するリスクが高くなる可能性があります。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、防犯をしっかりして、自分自身で注意が必要です。

4. まとめ

学生さんの中で「部活で良いパフォーマンスを発揮したい」「もっと体力をつけたい」など、高いモチベーションを持っている方も多くいることでしょう。手軽にはじめられ、いつでも行えるランニングは、まさにピッタリな運動とも言えます。ぜひ体力づくりのためにも、今回の記事を参考にランニングを始めてみてください。 「ラングリットランニングスクール」では、小学生から高校生まで幅広く「走る」を学んでいます。ケガをしないように正しいフォーム指導はもちろん、楽しみながら自信をつけられる走りを身につけるサポートをしております。ランニングを始めてみたいとご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。