例年であれば夏場は中学生・高校生の中体連やインターハイなどの大会が開催されます。しかし、今年は残念なことに中止となり、県や市の地域で縮小した形での開催となってしまいました。
練習不足かもしれません。本来あったはずの大会を何度か経てメインの大会に臨もうとしていたかもしれません。でも、その状況はみんなが一緒で、その状況を変えることはできません。
「それなら仕方がない」「そんな状況じゃ結果が出せるわけがない」と諦めますか?それとも、その状況でもやれることを見つけてやりますか?
ピンチはチャンスという言葉があるように、こういう状況だからこそチャンスがあると思います。そこで、大会で運を味方につける方法についてお伝えしようと思います。
大会で不安なことはなんですか?
それは「痛み」ではないでしょうか?大会でパフォーマンスを出すために練習をしたいのに痛みがあり満足に練習ができなかったり、大会に向けて練習量を落として調整をしても当日に痛みがあったりとケアをしていても痛みをゼロにすることは難しいです。
しかし、人のカラダにはその痛みを軽減させる物質を作り出す能力があります。その物質は「エンドルフィン」です。
ランナーズハイという言葉を聞いたことはありますか?長い距離を走っていて「苦しい」「痛い」と感じていたはずなのに、それでも走り続けているとそれらがなくなるタイミングがあります。ランナーズハイはエンドルフィンが分泌されることにより苦痛を軽減させているのです。
エンドルフィンは、このような極限状態のストレスが溜まったときに出るのですが、これはあまりいいものではないですね。それに必ず出るとは限りませんし。。。
エンドルフィンを分泌するには
いくつか分泌させる方法があるのですが、一番おススメしたい方法は、「人に喜ばれることをする」ということです。人に喜ばれることをするとエンドルフィンが分泌されます。ボランティアのような大きな活動でなく、気遣う程度のほんの些細なことで構いません。
◆あいさつをする
◆ゴミを拾う
◆道具を大事に使う
◆人にゆずる(出入口、交差点、狭い道、エレベーターなど)
◆ものを整理する
◆やさしい言葉をかける
新型コロナの影響で自粛して溜まってしまった勉強や仕事を一気にこなさなくてはならず、やってもやっても終わらず溜まっていくのはイライラする気持ち。そのイライラを溜め続けるのは良くないので誰かに話して吐き出すのは必要なことです。でも、それをずっと続けていては、聞いている側がしんどいですよね。
ひと呼吸おいて、上記の気を遣った行動をしてみましょう。するとエンドルフィンが出ます。エンドルフィンには、痛みを軽減させるほかに、免疫力を高めカラダの修復力を高める効果や集中力、記憶力を覚醒させる効果もあります。痛みが軽減され回復すれば練習もできますし、大会もいい状態で臨めます。集中力が高まれば、勉強も仕事もはかどりイライラすることも減らせられそうですよね。
そして最大の効果は「応援したいと思ってもらえること」です。嫌なことをされた人よりも気遣ってくれた人が何かを頑張っていたら応援したくなりませんか?
私は毎年マラソン大会に参加していますが、応援してくれる人がいるポイントのラップペースは速くなっています。それだけ応援はすごい力を与えてくれます。
最後に
大会で目標を達成することができればそれに越したことはありません。しかし、様々な要因により目標達成が難しい状況はあると思います。それでもやれることをやって今のベストの状態で臨むことができれば、残念な気持ちやくやしい気持ちは出てくるかもしれませんが、「ああすればよかった」と後悔することはないと思います。
まだやれることがあるかもしれません。後悔の無いように今一度行動を見直してみてはいかがでしょうか?
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◆腕の振り方が分からない
◆ふくらはぎの痛みが引かず走れない
◆走り方がおかしいと言われる
◆体力がなかなかつかない
◆30kmで足が攣ってしまう
◆効果的な栄養の摂り方がわからない
◆腰痛がひどく、痛み止めを飲みながら走っている
◆サークルやクラブは練習がメインなので、個別で走り方を学びたい
◆フルマラソンにチャレンジしてみたいけどどうやって練習したらよいかわからない
◆運動不足を解消したいが、ランニングが続かない
◆足の指が痺れるように痛い
◆いつまで経っても苦しくて、なかなか距離が伸びない
◆ダイエットが目的なのに足が細くならない
◆食事や栄養の効率のよい摂り方を知りたい
悩み事に大きいも小さいもありません。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。あなたのココロが軽くなるよう丁寧にアドバイス致します。