私がランニングトレーナーを始めようと思ったきっかけはランニングが自分に自信を持たせてくれるものだったからです。『ランニングを教えることを通じて自信を持ってもらいたい』その想いで指導させていただいておりますが、そのうちのひとつのことをお伝えしようと思います。
ランニングパフォーマンスを向上する際に意識することと、自信が持てるようになるために意識することで共通していることがあるのですがなんだと思いますか?
それは、「1歩先のことを考える」ということです。
ランニングパフォーマンスを上げるために必要なこと
ランニングパフォーマンスを上げるために必要なことのひとつは、「足が流れないようにする」ことです。軸足がついた際に反対の足(遊脚と言います)が、軸足より後ろにある状態をいいます。この状態ですと、遊脚が軸足よりも前に出るまでの間、軸足は地面に接していなければならず足の負担が増え、足の回転が遅くなります。
そこでランニングパフォーマンスを上げるためには、軸足がつく前に遊脚を前に移動させることも意識する必要があります。まだ軸足がついていないのにさらに次の1歩のことも意識する、これが、「1歩先のことを考える」ということです。
自信が持てるようになるために必要なこと
自信が持てるようになるために必要なことのひとつは、「前向きに行動する」ことです。失敗してしまったり、人に何か言われたりして気持ちが落ち込みやる気がなくなってしまうと、行動できなくなります。行動しなければその状況は変わりませんが、少しでも行動すれば必ず変わっていきます。その積み重ねが自信に繋がります。
「前向きに行動する」ためのコツは、「形容詞」を「動詞」に変えるようにします。形容詞とは、状態を表す言葉で言い切りが「い」で終わるものです。
例えば
暑い
寒い
痛い
だるい
きつい
つらい
悪い
低い
状態を表す言葉なので、いい状態を表す言葉もあるのですが、マイナスなイメージを持ちやすい言葉を出してみました。
何かの要因があって、上記のように思うことありますよね。別にそのように思うことは悪い事ではないですし、「暑いね」「だるいんだよね」と口に出して会話してもいいと思います。しかし、一方的に「暑い!」「だるい!」という言葉を聞かされた人はどう思いますか?何も言い返せませんし、そこからは何も生まれません。
この形容詞を動詞に変えてみるとどうでしょう。
「暑いから日が落ちて涼しい時間になってから働く」
「成績が低いから成績が高い人にやり方を聞く」
「やることが多くてきついから他の人に協力してもらえないか調整する」
「今日はだるいから満足に練習できないけれど明日に備えてストレッチをする」
「ひざが痛いから走れないけれどその分体幹の筋トレをする」
暑さの原因である夏場の太陽を消すことはできませんし、だるさの原因である疲れはすぐに取り除くことはできないでしょう。このように、状態は変えられないものや、すぐには変わりませんが、その状態から自分の立ち位置を変えるための行動することはできます。これが、「1歩先のことを考える」ということです。
まとめ
形容詞ではないですが、「できない」という言葉があります。そのように思うことは決して悪い事ではなく、できないことも悪い事ではありません。「できない」はそういう状態を表しているだけです。
私は「できない」はいい事だと思っています。
できないことができたらどうなりますか?成長することができます。
できないことがあるということはやるべきことがあるということではないですか?行動することができます。
悪いのは、「できない」状態から行動せずに「やらない」ことだと思います。
できないけれどどうするのか?
できないからどうするのか?
そのように考えれば行動に移すことができます。自信はできるようにならなくても、できるようになるために行動している時点でついてくるはずです。日々の生活の中で、行動が止まってしまっていることがあれば、その状態を動かしてみてください。動いた瞬間から自信がついていくと思います。
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