ランニングで疲労した心臓を休ませる方法

 

ランニングの練習で足が疲れたり、足が痛くなったりしたら休みを取りますよね。では、ランニングで一番頑張っている心臓は休ませていますか?休ませる?といっても心臓を止めるわけにはいかないですよね。でも、心臓ってところどころで休んでいるんです。どのタイミングで休んでいるか知っていますか?

 

それは、息を吐いている瞬間です。手首に指をあてて脈をはかってみてください。通常の方であれば60秒で60回~70回程脈を打ちます。おそらくこの記事をお読みになっている方はスポーツ心臓の方が多いのでもっと少ないと思いますけど。ちなみに、私の安静時心拍数は少ない時で36くらいです。

 

すると、たまに脈のタイミングが速くなったり遅くなったりすることがあります。この遅くなったタイミングで心臓は休んでいます。こんなちょっとの時間なの?と思われるかもしれませんが、一生で30億回以上も動いている心臓なのでちょっとした積み重ねで差が出てきます。

 

そしてこの現象を「呼吸性不整脈」といいます。不整脈というと病気なのかなと思われるかもしれませんが、これは正常な動きで、むしろ健康な人ほど大きく揺らぐ傾向があります。

 

 

心臓を休ませる方法

 

では、意図的に休ませるにはどうすればいいかというと、深呼吸をすることです。そして、特に息を吐く時間を長くすることで、その時間は脈が少なくなり心臓を休ませることができます。

 

なぜ、息を吐くと心拍数が少なくなるのかというと、肺に酸素が少ない状況になるので、頑張って酸素を取り込んでカラダ全体に血液を送り込もうとしても、そもそも酸素が少ないので頑張る必要がないです。そのため、ここぞとばかりに心臓は休もうとします。

 

ちなみに、陸上にいる動物にはこの揺らぎがありますが、魚には無いようです。陸上で生き抜くためにはこの揺らぎが必要なようです。おたまじゃくしには揺らぎはなく、カエルになると揺らぎがでるようです。

 

 

心拍の揺らぎが健康維持につながる

 

緊張やストレスを感じると呼吸が浅くなります。そうすると心拍の揺らぎが減り、心臓が休めなくなります。飲酒や喫煙も心拍の揺らぎが減ります。嗜好品でリラックスできるというイメージがありますが、心臓にとっては休めなくなり負担が増えることになります。

 

仕事が忙しくてストレスを感じてばかりいる、人前で話すことが多くて緊張してばかりいる、そのような方は心臓がかなり疲れていると思います。そんな時は深呼吸をする機会を増やしてみましょう。

 

また、ランニングで追い込んだ時、心拍数は200近くまで上昇することもあります。頑張った心臓を休ませてあげるためにも、ランニング後は深呼吸を取り入れてみましょう。深呼吸のポイントは息を吐く時間を長くすることです。息を吐いている時、心臓は休んでいます。

 

 

 

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ラングリット | 静岡

自信回復ランニングプランナー

古畑 健太