ランニングで成果を出すために必要なたった一つのこと

当スクールにお問い合わせをいただき、フォームを見させていただくと、ほとんどの方が走っておらず、歩いています。

 

※歩きと走りの違いについてはこちらのコラムをご参照ください。

あなたは歩いていませんか?遅いから歩く、速いから走るではない!!

 

でも、それは悪い事ではありません。なぜなら、走り方とはどういうことなのかを誰にも教えてもらったことが無いからです。歩きと走りの違いをご説明すると納得していただけるのですが、その後、皆さん同じ状況に陥ります。

 

それは何かというと、すぐに成果を出そうとするということです。

 

確かに、今の状況から早く脱出したいという気持ちはわかります。しかし、走り方を知ったからと言ってすぐに良くなるのであれば、悩む人はいないはずです。それなりに時間がかかります。

 

さらに、焦ってしまう要因としては、正しい走り方を身に付けるために必要なことが山ほどあるということです。こんなにたくさんのことをやれるようにならないといけないのに、ひとつもできない。ひとつはできるようになったけれど、同時にいくつもできるようにならないといけない。このように考えて、どんどん不安になり焦りだしてしまいます。

 

ランニングで成果を出すために必要なたった一つのこと

では、ランニングで成果を出すためにはどのように取り組めばよいと思いますか?

 

それは、できるようになるまでの過程を楽しむことです。

 

みなさん、このような経験はありませんか?

 

旅行に行くために計画を立てますよね。どこに寄ろうか?どこのホテルに泊まろうか?当然旅行の当日は楽しいのですが、その前の準備しているときの方がワクワクして楽しいはずです。

 

マラソン大会に出たことがある方であれば、前日はなかなか眠れない経験をしていると思います。走り切れるかなぁ~という不安もあると思いますが、どこでエネルギー補給をしようか?どういうペースで走ろうか?などのレースプランを考え、完走までのイメージをしていると楽しくなってしまい眠れなくなってしまいます。

 

そして、旅先から帰宅したり、マラソン大会で完走すると、「終わっちゃったな」となります。楽しかったわけですが、なんとなく寂しさもあります。でも、旅行やマラソン大会ならまた次があります。

 

しかし、走り方はどうでしょう?終わりはないのですが、今、皆さんにお伝えしている正しい走り方の要素がすべて完璧にできてしまったら、もうその先は筋力をつけたり心肺機能を鍛えたりと身体能力を高める方法しかなくなってしまいます。

 

なので、走り方を身に付ける過程を楽しんでほしいなと思っています。早く走り方を身に付けてはいけないということでは決してなく、それはそれでいいことですし、そのために努力をすることはいいことです。しかし、それが焦りとなり、不安に思ってしまって、走る事が楽しくなくなってしまっては本末転倒です。そのように感じてしまったときには、一度立ち止まってゆっくり取り組んでいけばいいのです。

 

最後に

 この正しい走り方は、かかとの痛みにより歩くのもままならない状況でもランニングを続けたいと想い、私自身がゼロからいろいろと情報を集めて試行錯誤を繰り返して身に付け、そして、皆さんに提供できるところまで持っていきました。ここまで来るのに7年くらいはかかっています。しかし、この期間には試行錯誤の期間が含まれますので、皆さんがこの年数かかるということではないですが、やはりそれなりに時間は必要です。だから、すぐにできない自分自身のことを悪く思わないでほしいなと思っています。

 

楽天市場を立ち上げた三木谷浩史氏の名言に「1日0.1%の改善でも、1年間続ければ44%もの改善になる。」という言葉があります。昨日より少しでもいいことをする、その積み重ねが大きな成果となります。

 

0.1%の改善って何をすればいいのと思われるかもしれませんが、最近皆さんにお伝えしていることは、ドリルの実施です。「ウォーミングアップ時に5回でもいい、5秒でもいい、ドリルを実施してください。」とお伝えしているのは、ドリルを実施しなければ0%ですが、ほんの少しでも実施すれば0%ではなくなります。その積み重ねが大きな成果につながるはずです。

 

不思議なことにいい方向の成果ってなかなか感じにくいんですよね。逆の例えをするとわかりやすいと思います。例えば、1日走らなかっただけでは走力は変わらないですよね。では、2日では10日ではどうでしょう?そこまで変わらないかもしれません。しかし、さすがに半年間、一切走らなかったら半年後に今と同じペースや距離を走れると思いますか?走れないですよね。同じことがプラスの方向にも働きます。

 

皆さん、走る事好きですよね。好きこそものの上手なれという言葉があります。いまは未熟でも、本当に好きならば上達する望みがあるということです。正しい方法で続けていれば必ず結果はでます。

 

その走り方に関しては、最近自信から確信に変わりました。トップの選手は確かに速いです。しかし、速い選手だから正しい走り方ができているかというとそうではないです。トップの選手の走り方を見ていて、教えることができたらもっと楽に速く走れるようになるのにと思うことがあります。それだけのことを皆さんにはお伝えしていると自負しています。

 

正しい走り方を身に付けて自信が持てる自分に変われるように1日1日を楽しみながら取り組んでいきましょう。