目標を達成するために必要な3つのポイント

ランニングを続けている目的は人それぞれ異なると思います。体力作り、健康維持、走る事が好きだからなど。でも、続けていくためには目的を果たせているかがわからないとモチベーションが下がってしまう人が多いのではないでしょうか？

 

そんな時に重要になってくるのが目標です。目標は、目的を果たす為に必要なことを具体的にしたものです。例えば、「5km走れるようにする」「10kmを50分で走れるようにする」「フルマラソンを完走する」などです。このように具体的にしたものを達成することで、体力が付いたなと実感したり、日々健康的に生活ができていると実感したりできるようになります。

 

目標を立てることは難しくないのですが、達成することが難しいですよね。そんな目標を達成するために必要なことがあるのですが、なんだと思いますか？

 

それは、計画を立てることです。

そんなこと？と思われるかもしれませんが、これさえできれば目標は達成できます。そこで今回は計画の立て方についてお伝えしようと思います。

 

継続できない計画は立てない

 

計画を立てようと考えているときは一番モチベーションが高いので、やる気があります。その為、なんでもこなせるような気持になります。

 

例えば、ランニングに必要な体幹が弱いので毎日30分筋トレを実施しようという計画を立てたとします。テレビを見ている時間を削ったり、朝30分早起きしてみようと、計画を立てる際はできそうな気がするのです。

 

しかし、毎日30分の時間を捻出するのって難しいのです。このような計画を立ててしまうと継続することができないのです。でも、計画を立てている時点で判断することって難しいですよね。

 

そこで大切なことは、立てた計画を翌日見直すことです。一晩置くことで、冷静になり客観的に見ることができ、より現実的な計画に修正することができます。

 

目標より更に小さな目標で構成する

 目的を具体的にしたものが目標なのですが、その目標も大きくまだぼんやりしているのでなにをしていけば達成できるのかがわからないことがあります。

 

例えば、「フルマラソンを歩かずに完走する」という目標を立てたとしましょう。あなたならこの目標を達成するためにどのような計画を立てますか？

 

「毎日5km走る」という計画を立てる方もいらっしゃるのではないでしょうか？なんとなくよく見えますよね。継続は力なりというので、毎日5km走れば走力は付いていきそうです。

 

しかし、目標は「フルマラソンを歩かずに完走する」としているので、42.195kmを走り続けるようにならなければ意味がありません。

 

そこで必要になってくることは、「1カ月後までに10kmを歩かずに走れるようにする」というように更に小さな目標を設定することです。上記の場合ですと、単純に考えると「2週間後までに5kmを歩かずに走れるようにする」という感じに設定することができますよね。

 

このように、節目を設定することをマイルストーンと言います。このマイルストーンを設定することで達成感を得ながら進めることができるのです。さらに、マイルストーンを設定することによるメリットがあります。

 

それは、計画を見直すことができるということです。もし、2週間後に3kmしか走れるようになっていなかったとします。その段階で、「1カ月後までに10kmを歩かずに走れるようにする」という目標の達成が現実的でなければ修正します。現実的でない計画を設定していても意味が無いためです。

 

このように、マイルストーン毎に理想と現実の差が小さくなるようにすることが、最終的な目標を達成することに繋がります。

 

計画どおりにできなくてもダメだと思わない

 継続できる計画を立てても、小さな目標を設定した計画を立てても、計画通りにいかないことはあります。そんな時、計画通りにいかない自分はダメなんだとマイナスに考えないようにすることが大切です。

 

全く実施していない状態で計画通りにいかないのであれば論外ですが、続けているということがそもそも素晴らしいことなのです。ですので、計画通りにいかなかったとしても、目標に向かって続けられている自分をほめてあげて下さい。

 

更に、以前よりも良くなった点やできるようになったことなどを見つけてみましょう。成長していることがわかれば、続けてきた成果を感じることができ、この先継続していくためのモチベーションに繋がるはずです。

 

最後に

30代になると職場ではリーダーとして会社から結果を求められる機会も多くなってきます。なんとなく目標を立て、なんとなく計画を作っていたりしませんか？しかし、それは決してあなたが悪いのではなく、そういう経験がないのでわからないだけなのです。

 

内容は違えど、考え方は同じはずですのでまずは、わかりやすく身近なものからということで、あなたが好きなランニングで試してみてはいかがでしょうか？